●パンチカードの穴が空けにくい。
雨が降ったりして湿度が高いときは、カードの紙が湿って穴が空けにくい場合があります。
●紙がうまく送られない。
送りゴムの汚れをチェックしてください。
パンチ穴のバリが紙の動きを邪魔することがあります。しっかり取りましょう。
パイプとテーブルの間隔が狭すぎると紙が送られません。クッションシートに貼った台紙をはがしてみましょう。
紙の種類、湿度などの条件によって、うまく送られない場合があります。違う紙で試してみてください。
●メロディーがきれいに聞こえない。
チューニングが合っていないとメロディーがきれいに聞こえません。もう一度しっかりチューニングをやり直してください。
●カタカタと音がうるさい。
潤滑油のぬりが足りないと音が大きくなることがあります。ギアやピストンなど、こすれ合うところには多めに潤滑油をぬり直してください。
パンチカードの穴がないところは、空気が抜けにくいのでどうしてもカタカタと音がしてしまいます。気になるときは装飾音を足して常に音が鳴っているようにしましょう。
カタカタ音を改善する方法が本誌の40ページあります。簡単な改造なので挑戦してみてください。
●ピストンの動きが悪い。
本体にゆがみがないか確認してください。平らなところに置いて、4本の脚がしっかり接地していない場合は、固定している4本のネジをゆるめてゆがみを修正してみましょう。
ピストンの向きを180度回転させると、ピストンとシリンダーの相性が良くなって、動きが改善することがあります。試してみましょう。
カム押さえ(B)の皿ネジを少しゆるめてみてください。カムの動きがよくなる場合があります。
●音が出ない。
パイプのつめがはずれていないか確認。つめがはずれやすい場合は、下の写真のように薄く切ったウレタンパッドをパイプの側面に両面テープなどで貼ってからセットしてください。パイプ全体がつめ側に押されて、つめがはずれにくくなります。
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