こんにちは。学研の湯本です。皆様ごぶさたしております。
- Contents -
01 - 「大江戸からくり人形」最新情報
02 - 「マイキット」「メカモ」復刻のためのアンケートにご協力ください
◆01-「大江戸からくり人形」最新情報-----------------------------------------
今まで「からくり茶運び人形」としてアナウンスしてきました大人の科学第8弾で
すが、正式に「大江戸からくり人形」という商品名に決定いたしました。価格、発売
日はまもなくアナウンスできる予定です。もう少しお待ちください。
前回のメールマガジンでお知らせした「着物」ですが、ようやくフィックスいたし
ました。いろいろなデザインがあったのですが、社内で人気投票なども行い、最終バ
ージョンを決定いたしました。ぜひご覧ください。
大人の科学Vol.8「大江戸からくり人形」
・完成ショット
http://shop.gakken.co.jp/otonanokagaku/mailnews/karakuri09.jpg
・骨組み
http://shop.gakken.co.jp/otonanokagaku/mailnews/karakuri01.jpg
・パーツ
http://shop.gakken.co.jp/otonanokagaku/mailnews/karakuri13.jpg
商品には、自分で着物を作るための型紙を入れることにしましたので、ご自身で着
物を自作することも可能です。
今回のからくり人形の動力はゼンマイです。江戸時代はクジラの髭が使われていま
した。当時、クジラの髭は一般的なものでしたが、今ではめったに手に入らない高級
品です。からくり人形に使用するにあたっては、パワーとバランスにすぐれた動力を
生む、非常に適した素材だったようです。唯一の指南書「機巧図彙」でも、クジラの
髭を使うよう、わざわざ指示しています。
我々も、パワーとバランスを求め、いろいろな素材、巻き数、厚さのゼンマイを試
してみました。弱すぎると、途中で止まってしまいますし、強すぎると歯車等がパワ
ーに負けて暴走したりします。なかなかバランスのいいものがみつからず、苦労しま
した。しかし、動力部は全体の機構を決定する心臓部なので、慎重に選定しました。
ほぼ満足のいくパワーとバランスが実現できたと思います。
次に苦労したのが、板ばねの部分です。これも本来ならクジラの髭を使う部位なの
ですが、今回は堅めのプラスチック素材(ポリアセタール)で代用しています。発進
停止、方向変換、お辞儀機構、速度、すべてにかかわる重要な部品です。糸で各部位
とつなぐのですが、最終調整はお客様にお願いする機構になっています。微妙なバラ
ンスを自分でカスタマイズする楽しさも残しておきたかったからです。
ところで来年(2003年)は、徳川家康が征夷大将軍となって江戸幕府を開いてから
400年という節目の年に当たります。そのため、今年の秋から江戸関連の書籍などが
だいぶ出てくるそうです。今回の「大江戸からくり人形」も非常にタイムリーな企画
だと思っています。ちょっと違う角度から江戸を感じることができるのではないでし
ょうか。
◆02-「マイキット」「メカモ」復刻のためのアンケートにご協力ください---------
前回のメールマガジンでお知らせしましたように、現在「マイキット」の復刻に向
けて準備をすすめております。また、この情報をアナウンスしたところ、「メカモ」
もぜひ復刻して欲しいというメールをたくさんいただきました。そのため、今回「マ
イキット」と「メカモ」のアンケートを同時にお願いすることになりました。「マイ
キット」「メカモ」とも、まだ正式に復刻を決定したわけではないのですが、実現に
向けて模索中です。ぜひ皆様のご意見をお知らせください。
アンケートの内容は、単純な人気投票です。ご覧いただいて、「一番復刻して欲し
い」というものを投票してください。また、その他ご要望などもご記入いただけるよ
うになっております。(予価については目安としてお考えください)
「マイキット」「メカモ」アンケート
====アンケートはすでに終了いたしました====
アンケート受付期間
2002年8月31日まで
なるべく公平なアンケート結果を得るため、お一人様1回のご投票をお願いいたし
ます。そのため、メールアドレスをご記入いただくようになっております。お手数で
すがよろしくお願いいたします。尚、いただいたアドレスは厳重に管理し、他の用途
には一切利用いたしませんのでご安心ください。
また、今回はアンケートご回答に対する謝礼を何もご用意できないのですが、ご容
赦願えればと思います。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
(株)学習研究社
科学学習編集部企画開発室 湯本博文
e-mail:otonanokagaku@gakken.co.jp