USB特撮カメラ特設ページ

Infomation お知らせ 15second特撮コンテスト結果発表 大人の科学×Daily Portal

ふろく「USB特撮カメラ」を使ったコンテストにたくさんのご応募ありがとうございました。樋口真嗣氏、桜井景一氏、タナカカツキ氏、林雄司氏、西村俊之(『大人の科学マガジン』編集長)の5人が審査員となり、グランプリと審査員特別賞が決定したので発表いたします!

グランプリ「むげんより」

玄関の脇に置かれた模型の家にカメラが入ると再び玄関に…という無限ループ。

樋口真嗣賞「巨大ハトあらわる!」藤井 慎太郎

ミニチュアの街並みに巨大化した鳩。逆光を利用して迫力を出しています。

桜井景一賞「特撮ファイト!」鈴木 幹雄

子どもが大きなぬいぐるみを相手に死闘を演じます。必殺光線、発射!!!

タナカカツキ賞「The Ninja」市村 昭夫

パソコン画面にカメラが向くと起きるハウリング現象を背景に活かした分身の術。

林雄司賞「THE ZOO」小林 健太郎

鉄格子の向こうに怪しい影。徐々に近づくと、そこには大きな人間の姿が!

それぞれのコメントなど、詳細は『大人の科学マガジン オートマ・テ』号に掲載しています。

総評

樋口真嗣(映画監督、特技監督)
実際にいじった人ならわかるとおり、特撮カメラでさえも万能ではありません。でも、その長所と限界を知り尽くした上で何が出来るのかを見極めた時に真の特撮マスターになれるのです。 その一見ウンザリするような過程を楽しめるか? それも真の特撮マスターになれるかどうかの鍵なのです。道は険しいけど楽しいのです。最後まで諦めずに楽しみましょう!
桜井景一(特撮カメラマン)
特撮カメラを使って気軽に身近な世界で特撮を楽しむ特撮愛が伝わってきました。
小さいレンズ、小さいカメラで小さい物を大きく撮る楽しさと視点が変わる面白さが伝わって来る素晴らしい作品ばかりでしたので選考は悩みました。
タナカカツキ(マンガ家、映像作家)
応募された作品の多くは「特撮」という言葉に縛られ、意外性がなかった。けど、傑作の予感を感じるものもあったので、ぜひ、第2回、3回と続けてほしい。20回目くらいで、すごい作品が登場する。必ず登場する!
林雄司(デイリーポータルZ ウェブマスター)
どの作品も撮った人のドヤ顔が見える作品ばかりで嬉しくなりました。
とくに「BIKE MAN」「六本木ヒルズ森タワーヘリポートに着陸」はSEを声でやっているところが最高です。きれいなSEにはない魅力がありますよね。
クルマのおもちゃを手にして「ぶーん」と思わず言っちゃってるような楽しさが伝わってきました。作品の完成度だけではなく、楽しそうに作っている人を見せることがエンターテイメントであることを再認識できました。

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