18世紀に人類が初めて手に入れた人工の動力は、蒸気機関(エンジン)だった。
その後、様々なエンジンが世に出てきたが、いまだに多くのファンを持ち、もっとも原始的なエンジンである蒸気エンジンが、今号のふろく。
アルコールランプに火を点すと、約1分でシリンダー部分からシューシューと湯気が出てくる。フライホイールを指で軽くまわすと、驚く程の勢いでエンジンが始動。 エンジンの動力は、ゴムを介して前輪へと伝わり、車輪がくるくると回る様は、ただ見ているだけでも飽きることがない。
単純だが本格的、そんなエンジンが手に入る。 |