●音が鳴りません。
次の事項を確認しましょう。
〔組み立て〕
電池ボックスのコネクタは回路基板にしっかりはまっていますか?
録再ヘッドのプラグは本体のジャックにしっかりとはまっていますか?
〔乾電池〕
乾電池の電気がない場合は新しい乾電池と交換しましょう。
電池の向きに注意し、使用していないときはスイッチを切り、電池をはずしてください。
〔スピーカーとマイク〕
スピーカーやマイクからコードが取れていませんか。
もしも、取れてしまった場合は表面の接着剤をカッターなどで削り、ハンダで付け直しましょう。
〔回路基板〕
部品を上から強く押すと、基板裏側でハンダが基板からはがれることがあります。
その場合は、ハンダで修復してください。
●うまく録音できません。
まず、スイッチを確認しましょう。スイッチが録音(R)側になっていますか?
なっていれば、消去用磁石のこすり方が悪いのかもしれません。消去用磁石は必ず「1方向に」こすってから録音しましょう。磁石をこする方向を変えるとうまく録音できません。
付属の針金以外のものに録音している場合は、録音できない材質かもしれません。鋼鉄製の細いものや薄いものには録音できますが、中には録音しにくいものがあります。
●うまく再生できません。
まず、スイッチを確認しましょう。スイッチが再生(P)側になっていますか?
録音する言葉によって、録音しやすいものできにくいものがあります。いろいろな言葉で試してみましょう。
また、録再ヘッドをスライドさせる向きも重要です。消去用磁石と録再ヘッドは、いつも同じ方向にスライドさせてください。
その際、録再ヘッドをしっかりガイドにそわせるようにしましょう。録音時と再生時でなるべく同じところをなぞるようにしましょう。ほんの少しずれただけでも聴き取りにくくなります。
録再ヘッドをスライドさせる速さによっても、うまく聞こえない場合があります。
録再ヘッドをスライドさせる速さは、録音時と同じになるほど、再生しやすくなりますが、速さが遅すぎると、再生音が小さくなります。
録再ヘッドを動かす速さの目安は、レールの左から右まで約1秒くらいです。
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