この「おかしな発想法」を使えば、誰でも今すぐ、ナンセンスなオモチャが発想できる。あなたなら、どんなアイデアが生まれてくるのか、試してみてはどうだろうか。自分が考えもしなかったものが、発想されたときの驚きと楽しさは、今まで体験したことのないものになるかもしれない。
オモチャが発想された後は、それを実際に作る作業になる。ものづくりに慣れていない人にとっては、発想を現実に落とし込むことは、とても大変な作業だ。どういったメカニズムで、どんな素材を使うか、それにはどれくらいの予算で、どこで手に入るかなども考えねばならない。
発想が明らかに現実的に不可能なトンデモナイものになってしまったときは、明和電機の土佐社長の長年のノウハウが生きてくる。こうすれば発想と近いものになるのではないかという、現実的な形にするまで代替案を模索する。
二日目には参加者全員で材料の買い出し、そして三日目の制作は、試行錯誤の連続になる。