3年毎に開かれるオルガン・フェスティヴァルは今回で9 回目。ドイツはもちろんスイス、フランス、ベルギー、オランダ、イギリスなどヨーロッパ各地から、また前回に続いて南米チリからも参加がありました。祭りが開かれる週末の金曜の午後、町の主な通りはクルマは通行止めになり、役所前の広場に回転木馬が組み立てられ、いよいよ気分は盛り上がります。
そして土曜のお昼にはこの小さな町は、オルガンと見物の観光客であふれます。
集まってきたオルガンはベルトで肩にかけて演奏する小さなものから、専用トレーラーで運んでくる大型まで、また年代ものからつい最近のものまで様々。100 以上のオルガンが町の広場や通りに並びます。
昔ながらのコスチュームで着飾った人たちが自慢のストリート・オルガンを順々に演奏していきます。通りに面した商店のウィンドウには、オルガンや編曲の譜面、オルガン作りの道具や工具も飾られて、町はオルガン一色です。
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