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弓曳童子
「弓曳童子」は、ゼンマイと歯車、カムとカム板の組み合わせにより全ての動作を制御しています。 矢台に向けて右手を動かすことから矢を打ち終わり次の矢を取りに行くまでの一連の動作が、それぞれを繋ぐ糸の調節で微妙に変化します。 まず一連の動きがどういうものであるか頭に入れた上で糸の調節をすることをおすすめします。
「弓曳童子」は、ゼンマイと歯車、カムとカム板の組み合わせだけで全ての動作を制御しています。 カム板はカムの動きを受け止め、糸へとつなげる大事な役目を担う部品です。 7枚のカムとカム板それぞれの役割の連動によって、当時の2/3というスケールでありながら、「弓曳童子」の持ち味である豊かな表情となめらかな動きを再現することができました。
▲カムとカム板は全て胴体部に格納される。
▲カムとカム板の全体図