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↑シュレーディンガー著“生命とは何か”(Cambridge at the University Press,1944)第1版の中扉。日本では1951年、岩波新書の1冊として出版。一度絶版となったが2005年に復刊されている。 |
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↑戦後、オーストリアに帰国した後のエルヴィン・シュレーディンガー。プロイセンの軍国主義的雰囲気に合わなかった事、量子力学に大きく貢献しながらも、ボーアやハイゼンベルグ達のコペンハーゲン解釈を絶対に受け入れようとしなかった事など、シュレーディンガーとアインシュタインには共通点が多い。実際、ベルリンで二人は仲の良い同僚教授だった。戦争中、シュレーディンガーはダブリンで、アインシュタインはプリンストンで統一理論(すべての物理学分野を統一的に説明する理論)を構築しようとするが、すでに学界の趨勢から孤立していた。 |
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