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MARKIIで変幻自在にサウンド・メイク!

RESONANCEを使ってシンセ独特の表現をしよう

RESONANCEで個性的な音色に!

シンセ・ベースでテクノ編

RESONANCEの使い方

RESONANCEのつまみを使って、面白い音作りをしましょう。シンセ・ベースを例に紹介します。まずは、本体の裏にあるチューニング・ノブを右に回して、低い音域に調整です。まずはベーシックな音色として、CUTOFFの目盛りを6に。ベースらしいスタンダードな音が出ます。プレーンな音色なので、色々な曲に使えますね。

次に、RESONANCEのつまみを回して、個性的な音色に変化させます。RESONANCEを6、CUTOFF を0、DECAYを3。まず、RESONANCEのつまみを少しずつ回して、音色がどのように変わるのかを聴いてみましょう。徐々に回していくと、音にクセがつき、個性的で面白い音に変化するのがわかると思います。RESONANCEはシンセサイザー独特のクセのある音にすることができます。

さらに、CUTOFFのつまみを右に左に回し、フィルタの開け閉めをすると、音の出方が面白く変化していきます。動画でわかるようにワウ的な音色変化になります。まるで、口を開け閉めして、しゃべっているかのような音の出方になるのでぜひ試してください。

シンセ・ベースをテクノ風に演奏

今度は、さらに演奏方法を広げてみましょう。RESONANCEを効かせた先ほどのシンセ・ベースにLFOの効果をプラスさせ、テクノ風に演奏します。LFO WAVE を矩形波にして、LFO RATEを1、LFO DEPTH4、CUTOFF3に。電極棒をカーボンパネルに付けたままで音を出すと、リズミカルに音が繰り返されます。このリズムに合わせて、フレーズを弾くと、テクノっぽくビートを刻んでいくことができます。

LFO RATEを微かに動かしながら、波打つビートの速さを好みのテンポに調整していきましょう。さらに、CUTOFFやRESONANCEのつまみを回すと、面白い音色効果をつけることもできるので、ビートに合わせてそれらのつまみを回せば演奏の幅が広がります。

(文=Polymoog:ELEKTEL/CTO LAB.)

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