この特集記事の第2回(2ページ)で、LFOボタンを使ってビブラートをかける演奏法を紹介しました。今回は、LFOボタンを押さずに、出した音にそのままビブラートがかかるやり方です。
LFOは音の揺れ(波)の調整をするところです。LFO WAVEは三角波(スイッチを上)にして、LFO RATE(揺れの速さ)とLFO DEPTH(揺れの深さ)は共に目盛り1。ビブラートの微妙な音の揺れが出る設定にしましょう。動画でご紹介したように、ビブラートが常にかかるので、音を長く伸ばしてメロディを弾く演奏に効果を発揮します。
LFO RATEとLFO DEPTHの調整は、つまみをわずかに動かしただけでビブラートのかかり方が違ってくるので、つまみを微妙に動かしながら音の変化を確かめましょう。
●動画の音色設定
LFO WAVE三角波、LFO RATE1、LFO DEPTH1、CUTOFF10、DECAY10
(文=Polymoog:ELEKTEL/CTO LAB.)
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