特集記事一覧へ戻る

特集記事

MARKIIで変幻自在にサウンド・メイク!

LFOでの音作り② ~矩形波でサウンドメイク~

LFO RATEの使い方

LFO RATEで音が波打つテンポを変化させる

前回に続いて、LFO WAVEが矩形波(スイッチは下)の音作りをさらに紹介します。
まずはLFO RATEの使い方です。動画のように、LFO RATEのつまみを右に回すと、音の波打つテンポが速くなっていき、目盛り7以降はテンポの波が高速になり、金属的な尖った音色へと変化します。LFO RATEのつまみを右に左に回して、音の波がどのように変化するのか試してみましょう。動画の後半では、リズムマシンのテンポに合わせて、LFO RATEのつまみを動かしながら、ユニークな音作りをしてみました。音の波打つテンポをいろいろと変化させると、面白い効果が出てくるのでぜひやってみてください。

●動画の音色設定
LFO WAVE矩形波、PITCH ENV 3 、CUTOFF4、RESONANCE6
LFO RATE0~10、LFO DEPTH5

CUTOFFでさらに音作りを!

CUTOFFでの音色変化を楽しもう

さらに、CUTOFF のつまみを回して音色を変化させてみましょう。CUTOFF はフィルタの開け閉めをするところで、一番左だとフィルタが閉じているので音量が小さい状態になります。そこからつまみを回してフィルタが開くと、音量も大きくなっていきます。前半の動画では、CUTOFFのつまみを右に左に素早く回し(目盛り2~7)、ふわっと音を大きくしたり、すっと音が消えていく効果を出しています。本体右のスイッチをGATEモードにすると、ボリュームの上げ下げの効果がより出やすくなります。

後半の動画では、リズムマシンのテンポに合わせて、CUTOFF のつまみを目盛り4~7で動かし、フィルタのかかり具合を変えています。またRESONANCEを6にして音にクセをつけているので(ピ~という音)、音色の変化もより面白くなっているのがわかると思います。簡単にリズムに乗せて音を変化させることができるので、皆さんもぜひやってみてください。

●動画の音色設定(前半部分)
LFO WAVE矩形波、CUTOFF2~7、RESONANCE4
LFO RATE9、LFO DEPTH9、DECAY3、GATEモード

●動画の音色設定(後半部分)
LFO WAVE矩形波、CUTOFF4~7、RESONANCE6
LFO RATE3、LFO DEPTH5

(文=Polymoog:ELEKTEL/CTO LAB.)

BACK 1   2   3   4   5   6   7 NEXT

特集記事一覧へ戻る このページのトップへ