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生命情報科学の源流

第8回 焼け跡の東京:デカルトとの対話

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関連書籍・映画のご紹介

本文に関わる事柄や時代を知るために役に立つ書籍や映画を紹介しています。

※『ゴム弾性』 (1ページ)

久保亮五著 裳華房刊
 ゴム弾性の機構に熱力学と統計力学から迫った学術書。1946年(昭和21年)に出版され、毎日出版文化賞を受賞。ここに示すのは、1996年(平成8年)に復刻された初版。

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※『回想の水島研究室-科学昭和史の一断面-』 (2ページ)

馬場宏明・坪井正道・
田隅三生編 共立出版刊
 水島三一郎の門下生26名による回想文集。出身者の専門は物理化学を中心に多岐に渡り、それぞれの分野から見た研究室を回想しており、水島研究室出身者の幅の広さをうかがうことができる。

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※『われわれにとって革命とは何か-ある分子生物学者の回想』 (3ページ)

柴谷篤弘著 朝日選書
 『生物学の革命』を著した著者が、日本の分子生物学の誕生以来の歴史を通して“科学者にとっての革命とは何か”を探る。

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※『電子計算機の誕生』 (4ページ)

高橋秀俊著 中公新書
 日本の電子計算機開発に黎明期から関わった筆者が、1940年代から1960年代にかけての電子計算機開発の歴史と、開発にあたっての自らの哲学を綴っている。

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※『開封された秘蔵写真 GHQの見たニッポン』 (4ページ)

太平洋戦争研究会編著
世界文化社刊
 米軍は第二次世界大戦での戦闘を写真とムービーで記録し、記録は占領後も続いた。占領下の日本の詳細な記録は米国防相と国立公文書館に保管されており、本書は、その一部ではあるが貴重な写真により構成された写真集。

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※『怠け数学者の記』 (7ページ)

小平邦彦著 岩波現代文庫
 20世紀を代表する数学者だった著者のエッセイや講演記録がまとめられている。戦前、戦中の東大での思い出やプリンストン高等研究所での暮らし振り、さらに日本の数学教育への提言など、著者の数学への思いが伝わる1冊。

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※『中谷宇吉郎随筆集』 (7ページ)

樋口敬二編 岩波書店刊
 理化学研究所の寺田研究室に所属した中谷宇吉郎は、師の寺田寅彦と同様に、多くの随筆を残した。自身の研究テーマであった雪や氷を題材にとったものから、寺田寅彦の思い出、食べ物に関する話題まで幅は広い。本文で紹介したエピソードは「I駅の一夜」。

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※『碧素・日本ペニシリン物語』 (8ページ)

角田房子著 新潮社刊
 日本のペニシリン開発は、1944年(昭和19年)、陸軍軍医学校で始まった。戦時研究の一環としてのスタートから、終戦をむかえるまでの日本のペニシリン開発の経緯を、当時の研究者への取材をもとに、描いている。

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※映画『第三の男』 (9ページ)

 舞台は、占領軍が統治する第二次大戦直後のウィーン。映画の最後で、主人公の行方不明になった友人(オーソン・ウエルズ扮する)が、裏ルートで仕入れたペニシリンを水でうすめて密売していた事が明らかになる。

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※『星祭りの町』 (11ページ)

津村節子著 新潮文庫
 終戦の頃、小林理学研究所に勤務していた著者が空襲を逃れて移り住んだ埼玉県入間川町(現狭山市)は、戦後米軍基地が置かれた。戦後の占領軍支配と、当時の日本の状況を描いた自伝的小説。

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書籍関連・映画のご紹介

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