前回、アトム・ハート氏のふろくによる演奏のようすをご覧いただきました。アトム・ハート氏の演奏は、内蔵スピーカーによる音出しでしたが、今回は出力端子からアンプなどにつないで音を出しているようすをご覧いただこうと思います。
5月中旬、本誌記事の浅倉大介氏を取材しました。取材後、浅倉氏のマネージャーさんから、「6月某日渋谷で行われるクラブイベントでふろくを使いたい」との打診がありました。もちろん、断る理由はありません。ここでは、取材時とイベント時の浅倉氏の演奏のようすを動画で紹介しましょう。ふろくのステージデビューの瞬間です。イベントでは、エフェクトをかけていますから、そのままふろくで出せる音というわけではありませんが、実際にアーティストの方がステージ上で出す音を聴くと、「あれがふろくの音なのか」とこちらがびっくりしてしまいます。
今回は、動画をもう1本紹介しましょう。コーネリアスこと、小山田圭吾さんがふろくで遊ぶようすです。小山田さんは、つまみやスライド・コントローラーを使うだけでなく、音を歪ませるなどの音色変化を基板の裏側に指を触れることで実現していました。また、小山田さんと言えば、テルミンです。ふろくのテルミンminiにつないでの音遊びも体験してもらいました。ここでは、デジタル・オーディオ・プレイヤーやPC用のアンプ付きスピーカーにつないで音を鳴らしています。SX-150の音の感じ、うまく伝わるとよいのですが。 こちらにアップした動画は、本誌発売後に、こちらの大人の科学.netにおいて、フルバージョンでお見せする予定です。お楽しみに。
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