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生命情報科学の源流

第7回 1945年:太平洋の夜明け—東京、シドニー、カリフォルニア

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関連書籍・映画のご紹介

本文に関わる事柄や時代を知るために役に立つ書籍や映画を紹介しています。

※映画『マッカーサー』 (1ページ)

1977年(昭和52年)、ユニバーサル・ピクチャーズ製作。退官に際して「老兵は死なず、ただ消え行くのみ」と演説するところから、日本軍の攻撃をうけてフィリピンからオーストラリアへと家族を連れて魚雷艇で“逃亡”し、体勢をたてなおして対日反攻に転じ、勝利。日本占領時に昭和天皇と会談し、しかし朝鮮戦争での作戦指導をめぐってトルーマン大統領と対立して解任されるまでが描かれている。

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※『ウニと語る』 (1ページ)

團勝磨著
学会出版センター
1987年(昭和62年)82歳の團が、亡くなったジーン夫人を追想して書いた自伝。随所に、夫婦の間に結ばれた深い愛情が感じられる。

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※『科学的発見の論理』 (2ページ)

カール・R・ポパー著
大内義一、森博訳
恒星社厚生閣刊
一時、科学者の間には、「この本を知っているのが当たり前」という雰囲気があったが、事情は、1962年(昭和37年)、トーマス・クーンが『科学革命の構造』を著して、“パラダイムの転換”という概念を打ち出した事により大きく変わった。ポパーの著書はヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』への激しい批判に満ちている。

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※『分子生物学への道』 (6ページ)

サルバドール・E・ルリア著
石館康平・石館三枝子訳
晶文社刊
ルリアの人生と研究を綴った自伝。ルリアは日本の読者向けのまえがきにおいて「私にとって科学とは、知識を生み出す人間の努力が示される場であり、またひろく人間性にかかわっているもの」と、自らの科学観を述べている。

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※『フェルミの生涯 家族の中の原子』 (6ページ)

ラウラ・フェルミ著
崎川範行訳
法政大学出版局
著者ラウラ・フェルミは、エンリコ・フェルミの夫人。ローマ大学理学部でのフェルミとの出会いや結婚を始めとした生活を描くのみならず、原子物理学に関する解説も含まれている。

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※『マヨラナの失踪』 (6ページ)

レオナルド・シャーシャ著
千種堅訳
出帆社刊
エンリコ・フェルミから「ガリレオ、ニュートンに匹敵する天才」と称された天才物理学者エットーレ・マヨラナ。彼は1938年(昭和13年)に謎の失踪をとげる。それから37年後、著者はマヨラナに関する資料を集め、失踪の謎解きを始める。翻訳のあとがきでは、物理学者・高林武彦博士がマヨラナの物理学への貢献を解説している。

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※『チョウたちの時間』 (7ページ)

山田正紀著
角川書店刊
1979年(昭和54年)発行。“時間”をテーマにし、マヨラナの失踪やボーアとハイゼンベルクの会談などを背影に書かれたSF作品。2001年(平成13年)に徳間デュアル文庫から復刊されている。

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※映画『人類の戦士』 (8ページ)

1931年(昭和6年)、アメリカ、ハワード・プロダクション製作。アメリカ初のノーベル文学賞作家シンクレア・ルイスによる原作はピュリッツァー賞を受賞するが、ルイスはこれを辞退する。原作の日本語訳は『ドクター アロウスミス』(小学館刊)で読むことができる。

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書籍関連・映画のご紹介

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